転職してから4年が経ちました

ちょうど4年前、今の会社に転職しました。
前の会社と密度が違い過ぎて、まだ4年しか経ってのないのかよ、という気持ちです。
 
 
前の会社がくっそ暇で、ちょっと激務なくらいがいいなーと思っていたのですが、それが叶っているのでその点はよかったです。
前の会社の年間残業時間が、月間の残業時間になりました(これでもだいたい36守れてるので、前の会社の残業の少なさが尋常じゃないです)。
普通は激務すぎるから転職したい人の方が多いと思うので、くっそ稀有な例ですね。ホワイトな会社に転職したい人には前の会社をお勧めします。
 

失ったものと得たもの

前の会社にいたほうが、今より年収は高くなってたと思うし、大手の上場だから社格とかいうやつも高かっただろうし、潰れるリスクも少ないし、時間にゆとりもあったと思います。婚活するなら転職しない方が有利だったろうな。
でも、そういう「隣の芝生は青く見える」幸せにとらわれずに、自分が幸せと思うことは何だろうかとか、自分が楽しくてやりがいが持てる人生って何だろうかを、自分の価値観で考えることがでました。
また、恵まれた環境から得られる中途半端はおぼっちゃま思考がなくなり、自分の芯を持ちながらも、柔軟性や優しさを兼ね備えることができたと思います。
 
 

やっと堂々と間違いではなかったと言えるようになれた

転職の長期的で本質的な理由は、将来、自分が50歳になった時のリスクを下げることでした。(その意味合いについては本稿とは逸れる上長くなるので割愛します)
転職以来、年々成長はしていたけれど、SNSでキラキラしていたりネット上で名前が飛び交う人たちのような、素晴らしい頭脳や実績や成長曲線は、とても自分には持てません。
それでもこの半年くらいで、やっと、どこに行ってもそれなりには役に立てるし、成果を出す方法が身についてきたかなと、少し自信を持てるようになりました。
4年経って、やっと転職した本来の目的の第一段階は超えたのかな、誰に対しても間違いではなかったと、堂々と言えるようになれたかなと思います。
凡人の道のりは長いですね。
 
 

己を変えるのは機会と経験

自分はこんなもんかなって、勝手に限界を考えてしまった時も何度もありましたが、そんなことに悩む前に、自分のやれることややるべきことを、なんでもいいからやり続けることで、結果的に成長も実績もついてくるものだと、改めて学びました。だから常に忙しくしていたいし、何かしていたい性格なんだってことも思い出しました。
 
悩むこと、未来について考えることは大切で、そんなことすらない人間は、伸びしろも成長もないのだけれど、その先にどれだけ挑戦と失敗を繰り返して経験値をためていけるかが、伸びしろと成長の大きさを決めると思います。
悩める人たちに、一緒にこれからも自分の可能性を信じて、失敗を繰り返していきましょうと伝えたいです。
 
 

たくさんの人たちへの感謝を

4年前、自分の生い立ちも仕事も本名さえも知らない、喫茶店で会うだけの関係だった人たちが、自分の弱音や不安を聞いてくれて、背中を押してくれました。
まだまだ日本では、会社や親族ほど転職の話をしにくく、彼ら彼女らが話を聞いてくれなければ、最後まで走り切れず、今の道を選べなかったと思います。
今でこそ接点がほとんどなくなってしまいましたが、こうして転職してよかったと思えるは彼ら彼女らのた人たちに出会えたおかげでもあります。
それに対しては感謝の念が尽きません。
 
 
ずっと記念日なんてどうでもいいと思って生きてきて、自分の誕生日すらどうでもいいと思って生きてきました。だから転職した日も、特に特別視するつもりはなかったのですが、今の自分があるのは、もちろん今の会社でいろいろ与えてくれる人の影響も大きいけれど、その決断の背中を押してくれた人たちや、その決断を尊重してくれて今なお仲良くしてくる前の会社の知人友人たちのおかげだなと思うと、記念日を大切にしようという気持ちが芽生えました。
 
今もまだ「自分のための記念日」は祝う気にもなれないのですが、「他人や他人への感謝を忘れないための記念日」と思うと、大切にしていきたい日だなと思うことができます。
 
 

これからもがんばります

他人は、自分が思っている以上に、自分のことを思ってくれていて、優しくしてくれていると思います。
その期待に応えるためにも、これからもまだまだ自分の限界を作らず、チャレンジしていきます。
また、せっかくのこの機会に、久しぶりに挨拶だけでもできそうな人にはしていこうと思います。
そして僕自身も他人に対して、期待や機会を与えることを、意識していきたいと思います。
 
また1年後、レベルアップしたブログが書けるよう頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。