頭がいいを言語化する

よく言ってることだと思うんですけど、自分が女性を好きになる時に、外見がいいかどうかよりも頭がいいかどうかの方が重要度高いです。
 
男性に人気が高い気がするふわふわ系でちょっと天然みたいな感じの子が、自分は一番ダメなんです。多分イラっとする。天然で可愛ければ可愛いほどイラっとすると思う。可愛ければなんでも許されるが逆なんです。
 
僕が思う頭がいいってどういうことかというと、勉強ができるかどうかではないです。
頭がいい=勉強ができるとしか変換できない人も、僕の基準では頭が悪い人に入ります。 
僕にとっての頭がいいことの考え方自体は、男女関係ないです。
それを今回は言語します。
 
 

最近頭がいいなと思う人

では頭がいいとはどういうことか、具体例でいうと、最近頭がいいなと思うのがダルビッシュ有プロ野球選手)です。
この人は高卒だし、野球しかしてきてないから、学歴や勉強とは一番遠い世界で生きてきてるわけだけど、頭はすごくいいと思います。
ここ数年でTwitterでよく一般の人と絡むようになったので、元々いいのではなく、良くなってきたが近いと思います。
 
 

頭がいい要素

それを具体的に要素分解すると、
  • 情報をインプットする力
  • 情報を解釈する力
  • 情報をアウトプットする力
の3つの要素組み合わせ(総合力)だと考えています。
 
一つずつ説明していきます。
 
 

1.情報をインプットする力

まず情報をインプットする力ですが、これは量でも質でもなくて、正しくて適切な情報を得る能力です。
わかりやすく言うと、テレビでこう言ってたからこれが正しいんだと思いこまない能力です。騙されない能力とも言えます。
その程度がどれだけ高いかという能力で、この能力が低い人は、詐欺に騙されます。
 
僕もマルチ商法かつ詐欺の話に触れたことがあるんですけど、いくらなんでもあり得ないだろうということを、たくさんの人が信じていました。
オチとしては話題になった桜の会で安倍総理と一緒に撮った写真をチラつかせただけなんですが、その写真だけで勝手に権威性を信じて、発言内容まで丸々信じてしまっていました。
 
権威性だけではなく納得のできる根拠を収集したり、複数の情報リソースから情報を組み合わせて判断できることが、情報をインプットする力です。
情報を入れるだけじゃなくて、判断する所まで含めてインプット力だと捉えています。
メンターにするのはいいけど、信者になってはいけないということだと思います。
 
 

2.情報を解釈する力

2つ目が情報を解釈する力です。
これだけ日本語でダサいので横文字に統一したかったのですが、ちょうどいい言葉が思いつかなかったのでこれだけ日本語にしました。
解釈する力は何かというと、理解力とは違います。それはどちらかというとインプット力に入ります。
解釈力をさらに2つに分解すると、①自分に活用できる形に変換する力、②発信者のポジションを理解して情報を汲み取る力、の2点だと考えています。
①の自分に活用できる形に変換する能力というは、ことわざで言うと一を聞いて十を知るということと同じようなものです。得た情報をただその形で理解するだけじゃなくて、他の情報とつなぎ合わせていって理解を深めたり、他のことに応用できるくらいまで理解を深めるという力です。
②の発信者のポジションを理解して情報を汲み取る能力というは、あんまり聞きなれないと思います。
情報の発信は、ほぼ必ず何かしらの立場や価値観から発信していて、全くの中立みたいなものってほぼありません。
わかりやすいのは例えばネガキャンです。ネガキャンしたい人ってネガティブな情報しか出さないし、9割の人にはネガティブじゃなくても、1割の人にネガティブだったら堂々とネガティブ情報として出します。
僕だって、社員と話す時は社員の味方の立場、経営層と話すときは経営の立場で話ますよ。同じ人間でも立場が変われば発信する情報も変わります。それを理解した上で相手の趣旨は何かを汲み取るというのは大事な能力です。
これができない人が、メディアとかの発言に揚げ足取りみたいに感情的に突っかかっちゃうわけです。最近だとお母さん食堂の炎上の件になりますかね。
 
 

3.情報をアウトプットする力

最後が情報をアウトプットする力。
これも文字通りです。他人が理解しやすい形で説明ができるかどうかという能力です。
まずは言語化する能力が必要で、その後にロジカルシンキングの能力です。
それと同時に自分のステークホルダーの2(情報を解釈する力)のレベルを把握した上でアウトプットする能力も含まれます。
僕も言語化はかなり苦手でしたが、去年ここではない所で、かなり文章を書き続けてきたので、言語化の能力はかなり高まったと思っています。
 
 
 

頭のよさと学力には相関性はある

もちろん学力との相関性はあると思います。
特にアウトプット寄りになるほど学力との相関は高いと思います。
でもあくまで相関性でしかないので、イコールではないです。
 
 

考えすぎていい

よく、「考えすぎだよ」っていう人がいると思うんですが、そのままつられて考えるのをやめたらだめです。
「考えすぎだよ」っていう人は、「お前面倒くさいから、思考停止して」というポジションがほとんどです。相手のためを思って「考えすぎ」なんていう人はほとんどいません。思考停止したらバカになるしかなくなるので、絶対やってはだめです。
考えすぎといわれたり、自分でもそう思う人は、言語化ができないことか、ポジションが把握しきれないことが多いです。これは訓練を重ねて鍛えるしかないので、考え続けた方がいいです。
思考停止すると1のインプット能力すら弱くなるので絶対だめです。
 
 

頭がいい人は回転速度が速いだけ

本当に頭のいい人って、考えてないように見えてものすごく考えてます。
頭の回転が速すぎてインプットからアウトプットまでの速度が速いから、考えてないように見えるだけです。
実態はものすごく考えていて、ちょっとしとこととか、自分が考えてもなかったことにまで思考が及んでます。回転力が速いだけなんですよ。
 
 

 自分の意見を持ってほしい

少なくともインプット力がない人とか、自分の考えが持てない人は、どうしても好きになれません。
あってるかあってないかじゃないからね。正解を当てる能力は学力だけと頭の良し悪いしだけど、頭の良さとは別です。いくら正解を当てる能力があっても、自分の意見を自分の言葉でもてない人は面白くないし、こちらが意見を言うのをやめなくてはいけなくなってしまいます。
なんでも言うとおりになる相手よりも、議論が弾む相手の方が絶対面白いですよ。少なくとも僕はそう思います。
 だからみんな、正解不正解を恐れず自分の意見を持ちましょう。否定されたり、批判されたり、あら捜しされることはあるけど、それも自分が成長する糧になるので、自分の意見を持ちましょう。